10月21日日曜日秋晴れ。
奈良ラズッカの、近くにある丹生神社のお祭りです。 丹生神社は、1000年以上もの歴史ある神社です。 毎年1回、秋に行われる、丹生神社のお祭りのお渡りに、 なんと!鼎シェフが選ばれました。 お渡りは7人いて、当家さんと共に、 前日から神社に泊まって、清められます。 朝、神社のお風呂に入って、 白蒸しご飯をたべ、装束を身につけ、 11時から神事が始まりました。 村の自治会、婦人会、子供会、消防団、 お祭りの実行委員会など、村の全員参加で行います。 神主さんによる神事が終わると、神様となったお渡り7人は、 氏子総代、神主、当家、子供みこし、村の人達と共に、 村を練り歩き、当家の家に向かいます。 当家の家で神事をし、 お渡りを「ようこそ、お越し下さいました。」と、 ご馳走と酒で手厚く接待して下さいます。 現在は、接待を当家の家ではなく、村のふれあい会館で行います。 2時間以上の接待で、お渡りさん達は、千鳥足です。 祭りのクライマックスの儀式が行えるかなぁ? 何とか、丹生神社に到着しました。 祭りのクライマックス、能舞台で繰り広げられる田楽は、 お渡りの長老が、能舞台の真ん中で、 村中の人に見守られながら、ささらを立てます。 一生懸命倒れないように。ささらの回りを扇子であおぎながら、 倒れないようにと願いながら 倒れたら、また一からやり直しです。 途中、6人のお渡りの攻撃もかわしながら、 横に3回飛んで倒れなかったら 無事成功! 観客からは、大喝采です。 今年の丹生神社のお祭りもお開きです。 お祭りが終了した後、 記憶がなくなるくらい酔っぱらった鼎シェフは、 1時間グッスリ寝て、酔いがさめ、シラフに戻りました。 お渡りの感想は?と尋ねると、 「神さんを感じた!」 日本の伝統と文化を、ひしひしと感じたお祭りでした。 来年も豊作でしょう!
by lazucca_kanae
| 2012-10-25 18:48
| lazuccaよりの便り
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