7月27日(水曜日)。
今日は、生駒から木工作家の前野さんご夫妻と、 木材関係のお仕事を、50数年されている西堂さんが来て下さいました。 「紀伊半島を満喫したい!」とのご要望に、 初日は、中辺路ルートで新宮に到着。 昼食を、新宮の有名店「鹿六」で、鰻を堪能されました。 大勢のお客さんで賑わい、かなり待ったけど美味しかったそうです。 「鹿六」から車で約20分の熊野川から、 「三反帆(さんだんぼ)」の川舟に乗り、 雄大な熊野川を体感されました。 この日は風が無く、 5mもある三枚の帆に、風を受ける事が出来なくて、 エンジンに頼らないと進まなかったようです。 「進まない舟の上で、エンジンをかけずに、 釣りができたらもっと良かったなぁ~。」 なるぼど、船頭の谷上さんに提案してみましょう。 ようやく夕刻、ラズッカに到着され、 生駒から約350キロの旅、お疲れ様でした! 「季の座」の天然温泉にゆっくり入って、 ラ・ズッカのテラスでディナーが始りました。 前野さんの奥様は、浴衣姿が素敵です。 夜遅くまで、食事を楽しみ、 今日一日の、旅の話しを楽しまれました。 次の日、私達も一緒に、 「滝原宮」参拝に行きました。 まず、鳥居のそばにある杉の木を見て、 西堂さんは、「千年は経ってる木やな。すごいなぁ。」 参道を歩いて奥に進むと、「この木もすごい。この木はもっとすごい。」 感動の連続でした。 西堂さんのおっしゃる「すごい木」とは、 幹が真直ぐでは無く、 少しねじれて育っている木です。 写真をよく見て頂くと、 幹が左にねじれているのがわかるでしょ。 苦労に耐えて、少しづつねじれて大きくなるので、 木の芯がきれいで、芯がしっかりした木に育っているそうです。 「人も木と一緒やで。」と、しみじみおっしゃってました。 自然から学ぶ事は多いですね。 私達も「滝原宮」に参拝でき、 感謝の気持ちで一杯になりました。ありがとうございました。
by lazucca_kanae
| 2011-08-25 21:42
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